未利用魚や害獣を美味しく調理した、サステナブルなケータリングサービスはいかが

FOOD

社会問題の解決につながるケータリングサービス

イベントやパーティーを華やかに演出してくれるケータリングだが、フードロスなどいつくかの社会問題を抱えている。それらの問題を意識して、2019年11月より、一般の市場に出回らず廃棄されてしまう、未利用魚や害獣を使用したケータリングサービス「SUSTAINABLE COLLECTION(サステナブルコレクション)」がスタートしている。同サービスは「Attention to a life -命の循環」をコンセプトに、日本各地に起きている食材にまつわる社会課題の解決につなげつつ、食材の魅力やおいしさを存分に生かした、これまでに例のないオリジナルのケータリングサービスだ。

サービスを展開するのは「食時を、デザインする。」をコンセプトに掲げるCRAZY KITCHEN(クレイジーキッチン)。クリエイティブの強みを生かして、社会課題を解決しながらも、食事はもちろん、食事を楽しむ空間、時間、コミュニケーションなどの華やかで美味しく記憶に残る料理とその空間づくりを提供している。企業イベントやPRイベント、ウェディングなどのケータリングを展開する一方で、同サービスを展開している。

気になるメニューは以下のラインナップ。※一例

・ヒオウギ貝と八幡平マッシュルームのサラダ
(愛媛県産ヒオウギ貝:真珠養殖の副産物)
(岩手県産八幡平マッシュルーム:引退した競走馬などの馬ふん堆肥で育つ)
・宮崎産シロチョウザメのカダイフ揚げ
(宮城県産シロチョウザメ:通常はキャビアを採った後に廃棄されてしまう)
・ダチョウのタルタル(栃木県・鹿児島県産:環境に負荷がかからず飼育が可能、ヘルシー)
・能登のイノシシのグリル(石川県産イノシシ:頭数が増え、獣害が問題となっている)
・越後妻有の棚田米とFisherman Japanの銀鮭手まり寿司(もしくはご飯)
(新潟県産棚田米:耕作放棄地が多く、棚田の維持継承は地域問題となっている)
・アマゾンカカオのテリーヌ
(ペルー アマゾン産カカオ:環境破壊が深刻なアマゾン、フェアトレードで仕入れている)

デリバリーのみと全てお任せできる2プランから選べる

仕出し形式のデリバリープランとケータリング形式のディスプレイプランから要望に合わせて選択可能。木製のばんじゅうに詰めたかたちで届けられるデリバリープラン。ディスプレイプランは、セッティングからサーブ、撤収までスタッフが一貫して行なってくれるもの。また、パーティーシーンで大量に発生する割り箸やおしぼり、プラスチックコップのゴミの廃止をめざし、自然に戻る素材のお箸やオリジナルのナフキンを採用。パーティーやイベントで発生してしまうゴミを最小限に留める活動にも務めている。オーダーは公式サイトから。華やかなパーティーやイベントこそ、サステナブルのマインドを意識したら、いつもと違ったスペシャルな感覚で楽しめるかも。

【CRAZY KITCHEN公式サイト】
https://crazykitchen.jp/

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